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ブックマーク / www.yomiuri.co.jp (508)

  • 米長邦雄氏が死去…最年長で将棋名人に就位 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    山梨県出身、佐瀬勇次名誉九段門下。1963年にプロ四段、73年に初タイトルの棋聖獲得。4歳年下の中原誠十六世名人と名勝負を繰り広げ、「米長・中原時代」を築いた。84年、十段、棋聖、王将、棋王の四冠を達成。独特の勝負哲学を持ち、局面を複雑化して戦うことから「泥沼流」とも呼ばれた。93年、7度目の挑戦で名人位を獲得、49歳11か月は史上最年長での名人就位で、「中高年の星」と称された。 2003年引退。通算成績は1103勝800敗1持将棋(引き分け)。タイトル戦48回登場で獲得は歴代5位の19(名人1、十段2、王位1、棋王5、棋聖7、王将3)。

    at_yasu
    at_yasu 2012/12/18
    あらま、vサインの会長さんが
  • 佐渡で「ギューン」と鳴くカエル、新種と認定 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    新潟大と広島大などの研究チームは11日、新潟県の佐渡島に生息するカエルが、新種として専門誌に掲載されたと発表した。 佐渡島に固有の脊椎動物の発見は初めて。「サドガエル」と命名された。 サドガエルは体長4~5センチ。主に佐渡島中央部の水田や川辺に分布する。新潟大の関谷国男・協働研究員が1997年に発見した。水田に多いツチガエルと似ているが、腹が黄色く、鳴き声も「ギューン、ギューン」と特徴的。 研究チームは、ツチガエルとは遺伝子の4~6%が異なり、交配させても子のほぼ全てが生殖能力のない雄となることなどから、新種と判断した。佐渡島が20万~80万年前に州から分離した後、島内に取り残されたツチガエルから派生したと推測している。

  • かまくらに男児、気づかず除雪か…旭川死亡事故 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    北海道警旭川東署は10日、旭川市新星町、アパート経営上田晃治容疑者(67)を業務上過失傷害の疑いで逮捕した。 発表では、上田容疑者は9日午後4時半頃、経営するアパート駐車場で除雪車を運転中、アパートに住む小学6年渡辺紘志君(11)に除雪車の雪かき部分をぶつけるなどして死亡させた疑い。死因は出血死で、同署は容疑を同致死に切り替えて調べる。 同署によると、渡辺君は同級生とかまくらを作り、その中に渡辺君が入って遊んでいたところ、上田容疑者が雪山と勘違いして雪かき部分をかまくらに差し込んだ。上田容疑者は1人で除雪作業をしており、調べに対し、「気付いたら子どもが倒れていた」と話しているという。

    at_yasu
    at_yasu 2012/12/11
    かまくらに入ったこと、多分一回二回程度だけど、除雪機の音ってそんな小さいもんなの?聞こえないもんなのかしら。
  • 寒ぶりを愛する男、養護施設に2本置き立ち去る : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    37人の子どもたちが生活する富山県高岡市の児童養護施設「高岡愛育園」に8日、30~40歳代とみられる男性が訪れ、高級魚として名高い氷見漁港産の寒ブリ2を置いて立ち去った。 同園には昨年も寒ブリ2が贈られ、今年も手紙には「寒ぶりを愛する男より」と記されていた。子どもたちは一足早いクリスマスプレゼントに大喜びだった。 同園によると、男性は午後2時半頃、白い乗用車で訪れ、玄関から約15メートル離れた電柱の脇に、発泡スチロール箱2個と大根5を入れた段ボール箱を置いた。事務室にいた女性職員が気付くと、手招きするようなポーズを取り、何も言わずに立ち去ったという。 箱には、氷見漁協(氷見市)のお墨付きである「ひみ寒ぶり」の文字と登録商標が記され、丸々と太ったブリは体長約1メートルで、重さ10キロと8キロ。県内鮮魚店によると13~4万円で取引されているという。手紙には「海の男達が大波の中、命がけで

  • 「顔認識」無断で客撮影…首都圏の商業施設など : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    通行人などの顔を自動判別する「顔認識」方式のカメラが増えているが、このうち首都圏の商業施設や大規模マンションの29台で、断り書きなしに撮影が行われていたことが読売新聞の調べで分かった。 広告用ディスプレーに小型カメラを埋め込み、視聴した人の性別や年代を分析して顧客分析に利用するのが目的だ。設置業者は「個人を特定しておらず問題ない」としているが、専門家からは「ルール整備が必要」などの声が上がっている。 東京都江東区の大型商業施設「ららぽーと豊洲」。店舗案内を流している高さ約2メートルのディスプレーの上部に、小型カメラが設けられている。外観からは分かりにくいが、終日、客の顔を撮影し、どの広告をどんな客が見たかを分析している。ららぽーとを運営する三井不動産グループによると、2009年11月に同店で10台導入し、10年3月からは新三郷店(埼玉)でも8台稼働させているが、いずれも撮影は明示していない

  • アプリ開発企業向け保険、訴訟費や賠償金を補償 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京海上日動火災保険は、スマートフォン(高機能携帯電話)向けアプリ(ソフト)を開発する企業が、アプリを巡るトラブルで損害賠償請求を受けた場合などに、訴訟費用や賠償金などを補償する保険の販売を始めた。 市場が急拡大するアプリを巡っては、開発会社が競合相手から著作権侵害で訴えられるなどのトラブルの発生が予想され、保険の需要が高まると判断した。アプリが想定通りに動かず、導入した企業から損害賠償を請求された際の賠償金や、個人情報が流出した場合の顧客への見舞金なども対象とする。 保険金は最大10億円。アプリ開発会社が払う保険料は、売上高10億円の企業が支払限度額1億円の保険に入ると年間約356万円になる。

    at_yasu
    at_yasu 2012/11/12
    ん…?
  • 硫酸廃液が市道に流出、ブロック塀10m崩れる : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    22日午前4時5分頃、大阪市此花区北港2の市道で通行人の男性から「水が漏れている」との110番があった。 府警此花署員が調べたところ、市道に面した「協同組合大阪廃酸処理センター」の貯蔵タンク(300立方メートル)のバルブから硫酸の廃液が漏れ出していた。けが人などはなかった。 発表によると、硫酸は濃度約10%。市道上に約30メートルにわたって広がっていた。同センターと市道の間にあるブロック塀が、幅約10メートルに渡って崩れ落ちており、同署はブロック塀が硫酸により腐して崩れたのではないかとみて調べている。

  • 高度3万9千mからダイブ、音速突破した男性 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ロサンゼルス=西島太郎】米ニューメキシコ州で14日、高度約3万9000メートルの上空からスカイダイビングした男性が、落下中に音速突破を達成した。 AP通信などによると、この男性はオーストリア人の元兵士フェリックス・バウムガートナーさん(43)。落下中の最高速度は音速を上回る時速約1340キロ・メートルで、飛行機などに乗らずに人間が達成した速度としては最速という。また、飛び降りた時の高さは飛行機が通常巡航する高度の3倍以上で、こちらも記録を更新した。 バウムガートナーさんは、巨大な気球につり下げられたカプセルで上昇し、極寒にも耐えられる防護服姿でカプセルから飛び降りた。記録達成後はパラシュートを開き、落下開始から約10分で安全に着地した。

  • 【おわび】iPS移植は虚偽…読売、誤報と判断 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    iPS細胞から心筋細胞を作り、重症の心臓病患者に移植したという森口尚史(ひさし)氏(48)の研究成果に疑義が生じている問題で、同氏の論文の「共同執筆者」とされる大学講師が論文の執筆に全く関与していなかったことが12日、読売新聞の調べで明らかになった。 同氏の研究成果については、米ハーバード大の当局者や複数の専門家も真実性を否定していることから、読売新聞は同日、同氏の説明は虚偽で、それに基づいた一連の記事は誤報と判断した。 大学講師が共同執筆者であることを否定しているのは、森口氏が心筋細胞の移植の研究成果をまとめたとする論文。森口氏は紙記者に対し、この論文は「ネイチャー・プロト コルズ」誌に掲載予定と話していた。 同論文は森口氏を含む5人による共同執筆となっていたが、大学講師は同日、紙の取材に対し、「森口氏とは約5年会っておらず、論文に名前が使われることは全く知らなかった」と語った。また

  • 女性SE、過酷勤務で死亡…勤務先に賠償命令 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    情報処理システム会社の福岡事業所に勤務していた福岡市のシステムエンジニアの女性(当時31歳)が急死したのは過酷な労働が原因として、両親が同社合併後にできた「アドバンストラフィックシステムズ」(社・東京)に対し、慰謝料など計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、福岡地裁であった。 府内覚裁判官は「死亡と会社の業務との間には因果関係がある」として、同社に計約6800万円の支払いを命じた。 判決によると、女性はシステム移行などを担当し、2007年2月の時間外労働が約127時間に上った。3月に仕事上のミスなどが原因で自殺未遂し、約1か月間休養した。その後復職したが、深夜残業など過酷な勤務が続き、5日後、東京出張中に致死性不整脈で死亡。福岡中央労基署は09年、労災認定した。 同社側は「亡くなる直前に約1か月の連続休暇を取得しており、死亡と業務に因果関係はない」などと主張した。しかし、

  • 福島原発格納容器の鉛版、水素爆発で溶けた? : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    事故後初めて撮影された1号機の格納容器内の様子。炉心が溶融して非常に高温になったことは分かっているが、東電は「破片が散らばっているように見えるが詳しく調べないと映っている物が何か分からない」としている=東京電力提供 東京電力は27日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器内の映像を事故後初めて公開した。 内視鏡で撮影した映像は、格納容器の底から約8・5メートルの高さにある配管(直径30センチ)の周辺。内部が崩れて、散乱したとみられる破片が映る。内視鏡による観察のため、26日に鉄板などでふさがっていた配管の穴開け作業が行われたが、来、格納容器内側にあるはずの鉛板(厚さ約7・5センチ)がなくなっていたことが判明。水素爆発3日後の昨年3月15日に格納容器内の温度が700度超まで上昇しており、融点が約327度の鉛板が溶けた可能性もある。 約3時間の穴開け作業に当たった作業員の最大の被曝(ひば

    at_yasu
    at_yasu 2012/09/27
    ( ・ิω・ิ)・・・
  • 中3が指2本切断…農作業体験中、機械に手挟み : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    26日午後4時30分頃、長野県高森町上市田の畑で、修学旅行で訪れていた大阪府寝屋川市の中学3年の男子生徒(15)が、わらを切る農業機械に右手を挟み、人さし指と中指を切断する重傷を負った。 飯田署の発表によると、機械に詰まったわらを取り除こうとしたとみられる。男子生徒ら中学3年の約200人が26日から2泊3日の日程で同県を訪れ、4、5人のグループに分かれて農家に滞在し、農作業の体験をしていた。近くには農家の人もいたが、引率の教諭はその場にいなかったという。同署で詳しい原因を調べている。

  • アイフォーン下取りに「待った」…警視庁が指導 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    21日に発売された新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)5」を巡り、ソフトバンクモバイル(東京)が全国の販売店で行っている旧型アイフォーンの下取りサービスが、古物営業法違反(無許可営業)に当たる恐れがあるとして、警視庁がサービスの中止を求める指導をしたことが24日、分かった。 これに対し、同社では下取り方法を見直すことで対応したいとしている。 同社によると、同社では「5」の発売と同時に、47都道府県のソフトバンクショップや量販店などで下取りを実施。機種や性能別に2万~2000円で買い取り、「5」の月々の利用料金から割り引くというもの。 古物営業法では、中古品を下取りするには営業所のある都道府県公安委員会から古物商の許可を得る必要があるが、同社は許可を得ていなかった。無許可営業は3年以下の懲役か100万円以下の罰金。 警視庁の指摘に対し、同社は、古物商の許可を受けているグループ会社

    at_yasu
    at_yasu 2012/09/25
    ( ・ิω・ิ)・・・
  • スリーマイル島原発、大音響発し突然停止 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=中島達雄】米ペンシルベニア州にあるスリーマイル島原子力発電所1号機で20日、冷却水のポンプが突然停止したのに伴い、原子炉が自動停止するトラブルがあった。 周辺住民に聞こえるほどの大きな音がして、蒸気が外部に放出されたが、同原発を運営するエクセロン社は「原子炉は必要な時には自動停止する仕組みになっており、周辺住民の健康や安全性には問題ない」としている。米原子力規制委員会(NRC)が原因や影響を調べている。 同原発では2号機で、1979年、炉心溶融事故が起きた。

  • 文科省、群馬の「堀越学園」に解散命令へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    経営が悪化している群馬県高崎市の学校法人「堀越学園」(大島孝夫理事長)に対し、文部科学省が解散命令を出す方向で調整していることが20日、分かった。 10月上旬に学園側の言い分を聞く聴聞を実施する。解散命令が出れば、学生が通学している大学の経営母体に対して初のケースとなる。 学園や文科省の関係者によると、文科省は今月、学園に聴聞の実施を文書で通知した。私立学校法に基づく解散命令を前提に、意見を聴取したいという内容だったという。同学園は、東京都中野区で堀越高校を運営する学校法人「堀越学園」とは無関係。

  • 警官から暴行、告訴受理 被害男性怒りあらわ : 東京多摩 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「何が起こっているかわからなかった。なぜ警察官から暴行されなきゃいけないのかと思い、地検立川支部に告訴した」。交通事故相談で訪れた東村山署秋津駅前交番で、巡査部長に暴行を受けた清瀬市の男性(24)が19日、読売新聞の取材に応じ、怒りをあらわにし、告訴の理由を語った。男性は14日、同支部に告訴状を提出、19日に受理された。 男性は8月26日午後7時40分頃、西武池袋線秋津駅南口の路上で、弟(22)が後方から乗用車にひき逃げされたため、近くの秋津駅前交番に、弟と一緒に相談に訪れた。対応した巡査部長に、下4ケタのナンバーと車種を伝え乗用車の捜索を依頼。巡査部長から「これだけじゃ無理だ」と言われたことをきっかけに、口論になったという。 その際、巡査部長は「口の利き方が生意気だ」と言い、右手で男性の胸ぐらを、左手で髪をつかみ、奥の部屋に連れて行き、壁にたたきつけ、左ひじで首を押さえたまま、右拳で腹

    at_yasu
    at_yasu 2012/09/21
    何で部長さん、ブチギレてるんだこれ…
  • ヨドバシカメラに油まき放火図る…77歳男逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    8日午前9時25分頃、東京都新宿区西新宿の家電量販店「ヨドバシカメラ新宿西口店」で、「男が油をまき、火を付けようとした」と、店員から110番があった。 男はガソリンのような油を床にまき、ライターで火を付けようとしたが、店員に取り押さえられたという。現場に駆け付けた警視庁新宿署員に現住建造物等放火未遂などの疑いで現行犯逮捕された。買い物客や店員にけがはなかった。 逮捕されたのは、自称、新宿区在住で無職唐沢友一容疑者(77)。発表によると、唐沢容疑者は同日午前9時20分頃、同店のマルチメディア館北館1階のパソコンコーナーで、持参したポリ容器に入れた油を床にまいてライターで放火しようとした疑い。調べに対し、容疑を認めているが、動機については「言いたくない」などと供述しているという。

    at_yasu
    at_yasu 2012/09/08
    なぜヨドバシ………
  • 60年以上の漁師でも「見たことない」ウニ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    殻を覆う太くて長いトゲが特徴のノコギリウニが神奈川県葉山町の海で見つかり、同町一色の鹿島建設葉山水域環境実験場で飼育されている。 相模湾以南の温かい海に生息しているウニの仲間で、新江ノ島水族館(藤沢市)によると、県内の海で実際に見つかるのはまれという。 全体が赤褐色で殻の直径約10センチ、トゲの長さ約9センチ。近くの漁師三橋直吉さん(78)が先月21日、岩礁近くの水深13メートルに仕掛けたイセエビ漁の網にかかっているのを見つけ、同実験場の山木克則主任研究員(46)に連絡した。三橋さんは「60年以上漁師をしているが、こんなウニは見たことがない。仲間にも見せたが、分からなかった」と話している。

    at_yasu
    at_yasu 2012/09/07
    南の海から流れ着いたうに
  • 「うるさい」…全候補者が選挙カーを自粛 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    21日告示された秋田県大潟村議選(定数12、26日投開票)で、立候補した15人が、選挙カーから支持を訴えることを自粛する“紳士協定”を結び、異例の選挙戦を繰り広げた。 糧増産を目的に八郎潟を干拓して誕生した村は、職住分離の街づくりで住宅が中心部に集中。選挙カーが頻繁に行き来し、「音がうるさい」という住民の声に配慮したという。 大潟村は1964年に創設。大部分を農地が占め、村民約3300人の約1090世帯が、役場など公共施設を配した「総合中心地」に集中している。そのため、過去の村議選で「寝ている子供が起きる」「生活に支障をきたす」といった声が上がっていたという。 候補の一人は、住宅地の空き地で演説を終えると乗用車に乗り込んだが、移動中の拡声機による訴えはなし。「選挙カーを使わないで、どう訴えていけばいいか手探り状態。街頭演説をしていくしかない」と話した。別の候補者は「はがきなどの選挙公報で

    at_yasu
    at_yasu 2012/08/26
    「うるさいんじゃぼけあほんだら」の一括で選挙カーを退陣させた人なら知ってる。
  • 瀬戸内海、水清くなり魚住まず?悲鳴上げる漁師 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    水がきれいになり過ぎて、魚が住めない?――。 瀬戸内海で魚介類の漁獲量が減り続け、漁師らから、こんな声が上がっている。水質改善が進んだことで、植物プランクトンを育てる窒素やリンなどの「栄養塩」が減り過ぎたことが一因と分析する研究者もおり、国も実態解明に乗り出した。 ◆「もうけがない」 関西空港に近い泉佐野漁港(大阪府泉佐野市)。瀬戸内海での8時間の底引き漁から戻ってきた男性(38)は、浮かない表情を見せた。この日はカレイやヒラメ、エビなどが取れたが、数はどれも少ない。 「10年前は1日に7~8万円分の水揚げがあったのに、今は2万円程度。船の燃料代も高いし、ほとんどもうけはない」 農林水産統計などによると、瀬戸内海の漁獲量は1982年の46万トンをピークに減少し、2010年は17万5000トンまで落ち込んだ。80年代に比べ、カレイ類が2分の1、イカナゴは6分の1に。アサリ類は約190分の1に