7月6日、ブルーコートシステムズは「中古IPv4アドレス」の危険性に関するメディアアラートを公表した。 IPv4アドレスの在庫枯渇により、未使用のIPv4アドレスの入手は困難となっている。こうした状況を受け、使用済みの「中古の」IPv4アドレスを売買する市場が形成されつつあるのだという。こうした中古のIPv4アドレス購入で問題となるのが、そのアドレスの過去だ。 メディアアラートによれば、購入したIPv4アドレスが、故意にあるいは故意ではなくともマルウェアネットワーク上に存在していた場合、「AUP(Acceptable Use Policy:ネットワークの利用目的を制限する規則)」によって、Webサイトへの通信が遮断されるという不利な評価をされる可能性があるという。そして、評価の定期的な見直しがなければ、その不利な評価の履歴はいつまでもWebフィルタリング上に残り、マルウェアの攻撃が終わって
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