あの「ザ・リッツ・カールトン東京」の最高級スイートでさえ1泊200万円程度というから、“超”強気の価格設定だ。 三重県伊勢市にあるテーマパーク「伊勢安土桃山文化村」の中にある「安土城」の実物大レプリカが、超高級ホテルに生まれ変わる。お値段、1泊500万円也。 地元紙記者が言う。 「ここはもともと、『日光江戸村』の兄弟分として1993年に開業しました。10万坪の広大な敷地に戦国時代の街並みを忠実に再現し、遊びながら歴史を学べるスポットとして、当初こそ来場者が年間200万人は訪れるほど人気だったのですが……」 徐々に来場者数は減っていき、2015年度は年間8万人ほどと、低空飛行中。 「こうした状況に目を付けたのが、不動産開発やホテルなど手広く事業を展開する『共生バンク』という企業です。昨年株式の60%を取得し、グループ会社化したのです」(同) 新たな“国主”となった同社代表の柳瀬公