IE7のセキュリティ強化によってIE6で使っていたWebアプリケーションが使えなくなるトラブルを招く可能性がある。ユーザーが遭遇する現象は2通りある。一つは警告画面が出て次の画面に進めなくなってしまうというもの。もう一つが,ActiveXコントロールが動かないという現象だ。 こうした現象は,社内の業務用Webシステムを利用する際に起こりやすい。社内システムは公開サーバーよりも緩いセキュリティ設定で運用されていることが多いからだ。 SSLの警告で業務が止まる 警告画面が出てWebアプリケーションが止まるのは,SSL関連のセキュリティ・チェックが厳密化されたためである。サーバー証明書をルーズに扱っていたり,古いサーバー・マシンを使っていると,こうした問題が起こる(図1)。 図1●フィッシング警告画面 古い証明書を使っている場合や自社の証明書発行局(CA)で証明書を発行している場合に警告が出るた
![セキュリティ強化でWebアプリが動かない](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)