【龍盤七朝 DRAGONBUSTER 〈02〉】 秋山瑞人/藤城陽 電撃文庫 Amazon 秋山は死せず!鬼才が描く剣をめぐる物語、超待望の第2弾 卯王朝、第十八皇女の月華(ベルカ)。感情が高まるとぐるぐる回る癖がある困った姫様。 とある夏の日のどぶ川の畔で、虐げられる民“言愚(ゴング)”である涼孤(ジャンゴ)の剣舞を目撃し自らも剣をとる。はじめは金持ちの道楽でしかなかったその剣術だが、あるきっかけからまさかの開眼をはたし――!? 一方、元都には武人が生死をも賭して真剣試合を行う大比武が近づいていた。頂点まで勝ち上がった者は「独峰(どっぽう)」と呼ばれ大変な名誉であり、そこに至らずとも武技優秀と認められれば相応の軍籍が与えられる。 涼孤の働く講武所の師範代・蓮空(デクー)や、一番手講武所の一番弟子・阿鈴(アレイ)など、それぞれの志を抱き出場を決める。 涼孤と月華は武の頂を目指す者たちを巻