漫画やアニメの海賊版サイト対策を議論してきた政府の有識者検討会議が強制的なブロッキング(接続遮断)をめぐって意見がまとまらず、無期延期になった。異例の展開ではあるが、これが海賊版で稼ごうとたくらむ人や集団を利することになってはならない。関係者の間で合意の取れた方策から速やかに実行に移し、漫画家や出版社の権利を守りたい。ネット上の海賊版は昔からあるが、漫画については昨年秋以降、月間の延べ閲覧回
「漫画村の運営者情報が開示されたのは良いニュース。だが、海外の違法サイトにはブロッキングが必要」――海賊版サイト対策としてのブロッキングの是非を巡り、カドカワの川上量生社長や国際大学GLOCOM客員研究員の楠正憲さんらが、10月12日に放送されたインターネット番組「AbemaPrime」で議論した。 冒頭の言葉は、ブロッキングを容認する川上社長の意見。楠さんは「犯人を捕まえるのが本筋。民間でできることはまだまだある」とブロッキングには慎重な姿勢を見せた。 海賊版サイト対策について議論している政府の検討会議(タスクフォース)では、「海賊版サイトの運営者は特定が困難」として、インターネットサービスプロバイダー(ISP)によるブロッキング(アクセス遮断)法制化が検討されていた。 しかし、海賊版漫画サイト「漫画村」が利用していたCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)事業者の米Cloudflar
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