「早く対処しなければ『漫画村』のような問題に」──東映、KADOKAWAなど13社が「ファスト映画」制作者に損害賠償請求 損害額は20億円と算定(1/2 ページ) 「早めに対処しなければ『漫画村』のような問題になると危惧し、刑事事件と並行して損害賠償の準備をしていた。『ファスト映画』による搾取は許さない」(後藤健郎理事、社団法人コンテンツ海外流通促進機構) 映画作品を10分程度にまとめ、許可を得ずに動画投稿サイトで公開する「ファスト映画」の制作者3人に対し損害賠償を求める訴訟を起こすとして、KADOKAWAや東映など13社が5月19日に会見を開いた。会見には、弁護団とともに13社の代理として社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が出席。13社は損害額は20億円と算定し、最低限の損害回復として、このうち5億円の支払いを求めている。 ファスト映画とは、映画などを権利者の許可を得ず編集し