子どもを小学校にやっていると、いろいろな書類が学校からやってくる。学校だより、学級だより、保険だより、PTAからのお知らせ、校長先生からの通達などなどだ。平均すると毎日1~2枚の、B4もしくはB5いっぱいに印刷された紙の情報がやってくることになる。一週間で10枚以上も届くわけだ。 もちろんそれぞれが重要なお知らせではあるのだが、給食の献立表にいたるまですべてに目を通している保護者がいるとは思えない。しかもそれぞれ紙を発行するところが学校組織内でバラバラなので、どれがプライオリティが高い情報なのか、保護者の独断で判断することになる。当然、図工の用意として“なにか空き箱を持ってきてください”的なお達しを、うっかり見逃してしまうことになる。 先週筆者はCES取材のために渡米していたのだが、朝の5時に長女から国際電話がかかってきた。下の子が明日から学校なのに、持って行くものが分からない、というので