LinuxがなければGoogleはなかった。オープンソースソフトウェアはGoogleにとってそれほど重要だ。Googleは毎日オープンソースのコードを利用し、作成している。2017年だけを見ても、「Chrome for iOS」、ファイル共有の「Upspin」、実験的なエンドツーエンドの電子メール暗号化の「E2EMail」、JPEGエンコーダ「Guetzli」などのオープンソースプロジェクトを公開している。Googleは、こうしたあらゆるオープンソースプロジェクトの情報をまとめたウェブサイト「opensource.google.com」を公開した。 GoogleのOpen Source Programs Officeのソフトウェア開発者Will Norris氏はブログ記事で、「フリー/オープンソースソフトウェアは、早期からGoogleにとって技術的、組織的な土台の一部となっている」と記して