千葉市の市立中学校で20代の男性教諭が生徒指導として男子生徒2人に刃の出たカッターナイフを向けていたことが分かり、市の教育委員会はこの教諭を停職6か月の懲戒処分にしました。 千葉市教育委員会によりますと、教諭は今月8日、授業中に1年生の男子生徒の首の辺りに刃の出たカッターナイフを突きつけ、そのあと、もう1人の生徒にも刃を向けたということです。 この教諭は1年生の生徒指導の担当で、前日に教室の窓枠に鋭利なもので傷つけたような落書きが見つかったことから「刃物は正しく使わなくてはいけない」などと言いながら、いちばん前の席に座っていた生徒2人にカッターを向けたということです。 生徒にけがはありませんでした。 教諭は「インパクトが強いものを見せて真剣に考えてもらおうと思ったが、怖い思いをさせて非常に申し訳なかった」などと話しているということで、千葉市教育委員会は不適切な指導だったとして20日、停職6