米共和党のドナルド・トランプ前大統領が演説中に銃撃された事件を受け、米マサチューセッツ大学ローウェル校の犯罪学・法学の教授、アリー・パーリガーがメディア「カンバセーション」のインタビューに応じている。 パーリガーは、銃弾があと少しでもずれていれば、米国で内戦勃発の可能性もあったと指摘しているが、その理由とは? 今回の事件「極右主義者の物語と一致」 ──このニュースを聞いて最初に思ったことは何ですか? 最初に考えたのは、内戦勃発の可能性まであと1インチ(約2.5センチ)だったということです。ドナルド・トランプが致命傷を負っていたら、これまでの暴力とは比べ物にならない水準の暴力が今後数ヵ月のうちに起こっていたでしょう。米国では長年見られなかったような水準の怒りや不満、憤り、敵意が表出しただろうと思います。 多くのトランプ支持者や極右主義者は、自分たちは正当性を否定され、守勢に追い込まれており、
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