LinuxでRPMパッケージを利用している場合には,rpm -e [パッケージ名]と指定するだけで基本的に削除(アンインストール)することが可能だ。Windowsユーザーであれば,必要の無いソフトはアンインストールするという習慣があるだろう。 しかし,Linux環境ではRPMではないソースコンパイルによってインストールしたツールを削除(アンインストール)するのは,難易度が高い作業だ。まず最初に,Makefileファイルの中身を理解する必要がある。 ここでは比較的規模の小さなツールを例に挙げて,「make install」によって何が行われるのかまでを解説していく。前置きしておくが,むやみに共有ライブラリなどを削除してはならない。ほかのシステムやツールで使用されていると,システム障害になってしまうためだ。明らかに削除しても構わないと断言できるファイル以外には触れないようにしよう。自信がない人
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