前回の続きです。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編)←ココ 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編) - 前回の話は4浪目を決意したところで終わった。 4浪目を安直に決意した当時の僕であったが、そう決意したのは受験で上手くやるためのめどが立っていたからでもあった。そのきっかけは1浪目にさかのぼる。 1浪目の予備校に通っていたとき、クラスメイトに六甲学院から来たAという同級生がいた。受験はテクニックであるということを彼から学んだことが大きい。そのときのクラスは、京大阪大神戸大クラスというアバウトなクラスで、6名の少人数クラスだった。Aは京大志望、僕はとりあえず神戸大志望だった。 Aは、「俺のうちは公家の家なんや」というのが口癖の少し自慢気な男であったが、名門高校出身だけあって受験技術に長じていた。ちなみ