13日午後、翁長雄志沖縄県知事の告別式には大勢の参列者が詰め掛けた (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 沖縄県の翁長雄志知事が死去した。享年67。「辺野古新基地建設反対」の公約を最後まで貫いた生粋の保守政治家の遺志は継がれるのか。 * * * 「基地問題を具体的に解決に導かなければならないという強い使命感があった」 翁長知事の思いをこう代弁するのは、沖縄県嘉手納町の町長を1991年から5期務めた宮城篤実氏(82)だ。2014年の知事選で翁長氏の支持母体となった「ひやみかち・うまんちゅの会」の会長を務めた。 沖縄の保守本流の政治家一家で育った翁長氏。政治家としてのキャリアの集大成の選挙に臨む際、頼りにしたのは町面積の8割超を米軍基地が占める「基地の町」で長年自治を担った宮城氏だった。 2人が最後に対面したのは昨年のこと。翁長氏は夕日が映える沖縄本島西海岸のリゾートホテルに宮城氏を
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