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2022年2月12日のブックマーク (2件)

  • 安田顕がいつも以上の怪演 『しもべえ』は現代おじさんの新しいロールモデルを示す?

    『しもべえ』(NHK総合)の安田顕こそ、理想のおじさんだ。そう思えてならない。ずっと顔芸をしているし、すぐに白目を剥くし、第4話に至ってはアナコンダのように舌をずっとチロチロさせていたけど、それでも素晴らしい。全おじさんとおじさん予備軍は『しもべえ』を観るべきである。 唐突で驚かれた方も多いかもしれないので、あらためて説明していこう。「こんな青春ドラマが今まであったでしょうか」「もはや説明不可能な青春ドラマ。見るしかない!」とサブタイトルにつけられているように、『しもべえ』はちょっとおかしなドラマだ。 主人公は、元気で明るいけど勉強が苦手な女子高生、鴨志田ユリナ(白石聖)。母・康子(矢田亜希子)とふたり暮らしで、人情に厚いギャルの北島亜紀(矢作穂香)とは深い友情で結ばれている。ユリナと亜紀が町で不良に絡まれてしまったとき、何気なくダウンロードしたお助けアプリ「しもべのしもべえ」のことを思い

    安田顕がいつも以上の怪演 『しもべえ』は現代おじさんの新しいロールモデルを示す?
  • 安田顕がいつも以上の怪演 『しもべえ』は現代おじさんの新しいロールモデルを示す?

    原作は『ころがし涼太』(日文芸社)や『工業哀歌バレーボーイズ』(講談社、以下『バレーボーイズ』)などで知られる村田ひろゆき。バレーボールのことは1ミリも描かれず、毎日飽きることなくエロいことばかり考えている男子高校生たちのどうしようもない日常を描いた『バレーボーイズ』を読んでいた身としては、村田ひろゆきの作品が2022年にNHKでドラマ化されるなんて信じられない思いだ(たまに宮と虎子の泣ける話があった)。 全6話の短編が原作ということもあって、ドラマは辰馬や多田の存在などオリジナルの要素が多い。なにより、ユリナのボディガードに徹していた原作のしもべえに比べると、ドラマではユリナの夢を思い出させて、それを陰になり日向になりサポートするという役割が与えられている。その姿は、まさに現代で求められている“理想のおじさん”のような気がしてならない。 若者のピンチを見かけたら助け、見返りは一切求め

    安田顕がいつも以上の怪演 『しもべえ』は現代おじさんの新しいロールモデルを示す?