日付の表記方法は、文化的な背景の違い、また用途の違いによって様々なフォーマットがあります。多くの場合、特に断り無く使っても問題なく正しい日時を伝えることができますが、文脈や利用者の環境によっては、意外な落とし穴にはまることもあります。誤解なく、かつ効率的に処理しやすい日時表記方法としては、2001-08-02T10:35Zというスタイルの、ISO/W3Cフォーマットがあります。 文化と日付表記 日時表記の国際標準とW3Cノート W3Cの日時フォーマット XML Schemaの日時データ型 タイムスタンプのインターネット標準 そのほか広く用いられる日時の書式 ピリオド区切りによる日付 電子メール、HTTPヘッダなどの日時表記 継続期間の表記 ISO 8601の期間表記 Dublin Coreの期間表記 読みやすさと処理しやすさのバランス 参照文献 文化と日付表記 よく見かける日付の表記法とし
ISO 8601は、日付と時刻の表記に関するISOの国際規格である。この規格の主眼は、日付と時刻の記述順序が国や文化によってまちまちである[注 1][1]ものを、大→小の順序(ビッグエンディアン big-endian)を貫徹して、日付・時刻の記述順序をただ一種類に標準化していることにある[2]。 年月日の区切り記号は「-」(ハイフン)のみを用い、「/」などを禁じている。また時刻表現を24時制だけに限定している。 2022年9月4日を、2022-09-04(拡張形式)もしくは20220904(基本形式)と表記する[注 2]。 2022年9月4日の時刻として 16時07分48.53秒 を併せて表記する場合は、2022-09-04T16:07:48.53(拡張形式)または20220904T160748.53(基本形式)と表記する。すなわち記号 T で区切った後に時刻を続ける。 上記以外に、日の番
2005年12月16日 作成:東京国立博物館 博物館情報処理に関する調査研究プロジェクトチーム 概要 この文書では、美術館・博物館(以下ミュージアム)における歴史・民俗・考古・美術の 各種資料がもつ情報とその記述をモデル化する。このモデルは各ミュージアムにおいて 資料情報システムを開発する基盤として、またミュージアム間での資料情報共有のための データ形式を開発する基盤として利用されることを目的としている。 モデルは理解しやすさのためと実装への依存をなくすために、 属性項目を列挙してそれら属性の性質を説明する形式をとった。 各属性にはさらに詳細要素が定義されており、精粗の差をある程度吸収できるよう設計してある。 また属性の値となるものの内、さらに構造化すべきものを型としてまとめた。 本文書の位置付け 本文書はミュージアムにおける効果的な情報処理・情報共有を主な目標とする 博物館情報処理に関す
概要 この文書では、ミュージアム資料情報構造化モデルにもとづいた資料の情報を RDF によって表現するためのボキャブラリを定義する。 ミュージアム資料情報構造化モデルに現れる属性や詳細要素、型をもとに定義しているが、 利用上の便宜のためモデルに現れないクラスやプロパティも含まれている。 個々のボキャブラリによって表現される情報についての詳細な定義はミュージアム資料情報構造化モデルを参照のこと。 またこれらのボキャブラリを用いて資料情報を表現する具体的な方法はミュージアム資料情報構造化モデルの RDF 表現を参照のこと。 また本文書で定義されている語彙の RDF Schema ファイルも利用できる。 この文書は博物館情報処理に関する調査研究プロジェクトチームによる最初の草案であり、 改善のための意見・コメントを歓迎する。 名前空間と語彙の命名 このボキャブラリの名前空間は以下の通り。(現時点
概要 ミュージアム資料情報構造化モデル[SMMOI]によって記述された資料情報を RDF によって表現する方法を示す。ここで用いられる語彙の一覧と定義については ミュージアム資料情報 RDF ボキャブラリ[SMMOI-RDF]を参照のこと。 この文書は博物館情報処理に関する調査研究プロジェクトチームによる最初の草案であり、 改善のための意見・コメントを歓迎する。 はじめに ミュージアム資料情報構造化モデルは、美術館・博物館における主として人文系の資料を記述するためのモデルである。 このモデルにもとづいて作成されたデータを共有・交換するため、ミュージアム資料情報 RDF ボキャブラリを提案した。 この文書では、提案されたボキャブラリを用いて資料情報を表現するための具体的な方法を、モデルにおける属性ごとに例示する。 Resource Description Framework (RDF) は
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