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  • 「物語」の置き所とF岡式消失点

    September 01, 202109:01 by tikaram 9月1日に花束を カテゴリ tikaram Comment(0) あれから7年も経ったなんて。 7年前の今日のこと。朝の4時前、岡山の叔母から電話が入った。こんな時間の電話でおおよその察しはつく。「明日までもたないかも。早く来て」。覚悟はしていた。脳の収縮により全身の筋肉が少しずつ動かなくなる病のために、母の身体の機能は段階を踏みながら失われていた。まず、歩けなくなり、声が出せなくなり、起き上がれなくなり、寝たきりになった。8月に入ると、べ物を呑み込む力を失い胃瘻に頼らざるを得なくなった。そして、ついに栄養を消化することもできなくなる。未明の電話はその最終段階に入ったことを意味していた。 朝イチの新幹線に乗るため、急いで支度をしていると、また電話が鳴った。危篤状態になったという。胸が締め上げられる。なるべく何も考えない

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