「Google Book Search」をめぐる著作者や出版社との和解はまだ宙に浮いた状態だが、Googleは販売の許可を明示的に得ている著作を販売するデジタル書店を、2010年の夏に立ち上げる計画を進めている。 「Google Books」の戦略パートナー開発マネージャーであるChris Palma氏の発言を引用した米国時間5月4日付のThe Wall Street Journal(WSJ)の報道では、この書籍販売サービスは「Google Editions」といい、6月後半または7月からウェブサイトを通して電子書籍の販売を行うと伝えている。この動きにより電子書籍の出版社に新たな流通チャネルが生まれ、Amazon.comやAppleにとっては、新興の電子書籍市場に新しい競争相手が登場することになる。 Googleは2009年にパブリックドメインの書籍をEPUBフォーマットで無料提供する計画
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