セキュリティ更新プログラムを適用後にブルースクリーンエラーが発生している問題で、原因がマルウェアにあることが判明した。Microsoftが検出・駆除ツールの提供を準備している。 Microsoftのセキュリティ更新プログラム「MS10-015」を適用すると、一部のマシンにブルースクリーンエラーが発生してしまう問題で、マイクロソフトは2月18日、マルウェアが原因だったとセキュリティチームのブログで明らかにした。 それによると、原因となるのはマルウェアのAlureonルートキット(別名:TDSS)で、AlureonルートキットがWindowsカーネルのバイナリを不正に改変してしまうことで、システムが不安定になり、ブルースクリーンエラーが発生する。 ウイルス対策ソフトを導入していれば、事前にAlureonルートキットを検知できる可能性が高いものの、既に感染して動作してしまうとAlureonルート