LGBTなど性的少数者のカップルを公的に証明する「パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」を今月から始めた入間市で二十二日、市内在住の四十代と二十代の二人がパートナーシップ宣誓の最初の申込者となった。市役所が戸籍などを確認し、近日中に宣誓書受領カードなど証明書を交付する。 カップルは三年ほど前に知り合い、同居している。四十代会社員は「互いの身に何かがあった時、家族と証明できないと病室に入れないことがあると聞いたことがあり、悲しかった。将来的には扶養制度を採り入れてほしい」と話した。二十代のパートナーは「全国的な制度になっていくことが理想」と望んだ。