熊本地震の避難所で、女性であるが故の不便や性犯罪などへの不安が課題となっている。避難所が男性を中心に運営される傾向が強い中で、「女性の視点」を取り入れた支援が求められている。 「避難所のトイレに生理用品を捨てる所がない」(熊本県益城町・16歳女性) 「仮設トイレは体育館の外で、電灯もなくて怖い」(熊本市・16歳女性) 「着替えるときは避難所から歩いて15分ほどの家に戻る」(同市・30代女性) 「女性だけの家族なので防犯面から車で生活をしている」(同町・69歳女性) 現地取材した記者によると、熊本市内では、車中泊をする人が集まった小学校の運動場で、車のドアを開けようとする複数の不審者が目撃され、警察を呼ぶ騒ぎになった。女性が追いかけられる被害もあり、夜間は校門を閉鎖するなど警戒を強めている。 女性たちの不安を和らげようと、NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(広島県)は17日、益城町内に女性専
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