2022年9月、イギリスのヴァージン・アトランティック航空が、ジェンダーに関する企業ポリシーを更新した。キャビンアテンダントやパイロットを含む従業員の制服を、性別によって分けることを廃止したのだ。 従業員は、自分の性自認や性表現にかかわらず、バーガンディと赤の2色から制服を選ぶことができる。制服は、イギリスのファッションブランドであるヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインした。 この決定は、従業員の個性を尊重し、自分らしく働いてもらうために行われた。 たとえば、自らを男性・女性のどちらでもないと認識する、ノンバイナリーのキャビンアテンダントことジェイミー・フォシュトロム氏は、バーガンディ色のパンツスタイルの制服を着てPR動画に登場。制服を選べることについて、次のように語った。 自分らしくいることを促す取り組みには、大きな意味があると思います。私は、ノンバイナリーな自分自身でいられます。制服