今回は寝酒を取り上げてみたい。「百薬の長」から「史上最悪の合法ドラッグ」まで酒ほど毀誉褒貶の激しい嗜好品もないだろう。では睡眠にとって酒とは吉か凶か? その問いに対する答えは至ってシンプルである。 「晩酌はよいが、寝酒はダメ」 このように回答すると必ず出てくる第二の質問は、 「晩酌と寝酒はどう違うのか?」 「寝酒でなく晩酌をしているつもりだが」 酒好きの一人として、分かります、その気持ち。諦めきれない諸氏のために少し譲って「睡眠に悪さをしない晩酌」の楽しみ方を解説すると、 「晩酌は就寝の3〜4時間前に終えてください」 ここで多くの方はガックリと肩を落とす。就寝の4時間前なんてまだ仕事中の人も少なくない。悠々自適のリタイア世代でもなければこんな早い時間帯で「晩酌」を終えるのは難しい。しかし実際のところ、就寝の少し前まで飲み続けていたのでは睡眠への悪影響は避けられないのである。
活字本から印象的な部分を抜き出すシリーズ2。 中島梓氏(=栗本薫)に「わが心のフラッシュマン」つう、特撮評論本があります。 わが心のフラッシュマン (ちくま文庫―ロマン革命) 作者:中島 梓筑摩書房Amazon本棚を探してたんだけど、行方不明だったが先日みつかった。 「SF」の人である中島氏だが、とくに特撮の大ファンであったわけではなく、四歳の息子さんが見ていたのでそれにつられて…というある意味ふつーのパターンだ。 (追記、ブクマの指摘で思い出したのだが、何と故中島氏もその子も実際にテレビ番組を見てた訳でなく、もらったテレビ絵本などの印刷物を見るだけで、想像を膨らませたのだった!) だが、そこはSFの人で、見てたらいろいろ言いたくなったらしく、それが一冊の本になるというね(笑) まあ特撮本ということじゃなく、そこから「人はいかに物語を求めるのか」など俺好みのテーマを論じるのがメインなのだが
英ロンドンで行われているラクビーワールドカップでの日本代表チームの大活躍が、世界中のラクビーファンを熱狂させています。 そんな日本代表チーム躍進の原動力を支えているのが、おにぎりだというのです。10月5日のJNNニュースによると、イギリスの食事だけでは選手が持たないと、試合前後に1人2個ずつ、ロンドンの居酒屋店女将がつくったおにぎりを食べているといいます。具はサケで、海苔は消化が悪いため付けていないとのことです。 このニュースを見て、「やっぱり日本人はおにぎりだよな」と、納得しました。日本代表チームには外国籍の選手も多くいますが、皆、長期間日本でプレーをしている選手たちで、おにぎりも日頃から食べています。 しかし、おにぎりとはいっても、コンビニエンスストアのおにぎりで今回のような力を発揮することができたのかは疑問でしょう。読者諸氏も、日本代表チームがおにぎりを食べて劇的な活躍をしたのに刺戟
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