米カリフォルニア(California)州ハリウッド(Hollywood)で、ごみ箱の中に食料をさがす路上生活者(2009年5月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Jewel SAMAD 【8月10日 AFP】長引く不況で路上生活者が増加している米国で、ホームレスに対する襲撃が常態化しつつある現状が、このほど明らかになった。死亡事件も相次いでいるという。 路上生活者の支援組織・全米ホームレス連合(National Coalition for the Homeless、NCH)が7日発表した報告書によると、2008年に発生したホームレス襲撃事件は106件で、うち27件では被害者の路上生活者が死亡していた。最も多いフロリダ(Florida)州では、3件の死亡事件を含む30件の襲撃が発生。このほか、発覚していない襲撃事件も多いとみられる。 襲撃事件の総数は、2007年の160件からは減少したが、
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