<歯磨きは心臓病、認知症、肺炎などの呼吸器感染症のリスクを減らす役割もある。しかし、多くの人々が間違った方法で行なっている> 一生涯のうち、私たちは82日間を歯磨きに費やしており、多くの人々が日々のルーティンとして無意識に行っている。 虫歯や歯周病を防ぐために適切な口腔衛生が欠かせないだけでなく、心臓病、認知症、肺炎などの呼吸器感染症のリスクを減らす役割もある。しかし、多くの人々が間違った方法で歯磨きを行なっている。 ニーム・トゥリー・デンタル・プラクティスの歯科医であるスミタ・メーラ氏に私たちがやりがちな間違った歯磨きと正しい歯磨きについて聞いた。 ■【関連動画】歯と歯茎の健康について語るメーラ氏 を見る 間違い1──ホワイトニング歯磨き粉を毎日使用すること アメリカの国勢調査データによると、2020年時点で約3700万人のアメリカ人が歯のホワイトニング製品を使用しており、毎年数十億ドル