自分の思い出を語るのが好きな私ですが、できれば続けて話したい話があったので。ちょっと予告。 ボクの仕事場のアシスタントはみんな連載を目指す、プロの卵たちです。みんなやる気満々で、マンガにかける情熱はもう半端じゃない。ボクが20台前半の時に、あそこまでマンガのことを考えていただろうか・・・。本当に敬服する。 そして、みんな、それぞれの壁にぶつかっているのです。 作品的な壁、人間関係の壁、チャンスの壁・・・。プロの漫画家になるってのは、本当に大変なんだよ。 担当さんに言われたですよ。「若木さんからも何かアドバイスあったら言ってあげてくださいよ、みんな参考になると思いますよ」なんて。 ボクはまだ連載作家としては新人なんですが、それでも、アシスタントにアドバイスするだけなら簡単にできる。不思議なことに、連載を獲ってみて振り返ると、あれだけ苦しんでいた連載を獲れてない時の問題、そして解決まで大体わか