inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 すでに国内のシステムベンダーと接触している新生銀行。金融庁関係者は「かなり真剣に考えている」と胸をなで下ろす Photo by Mieko Arai 新生銀行がアキレス腱といわれたシステムの更新に向けて動き始めていることがわかった。来期から始まる中期経営計画と並行して3年スパンでの構築を目指しており、費用は現時点で、「160億~200億円を見込んでいる」(新生関係者)ようだ。 新生は公的資金を2169億円抱えており、あおぞら銀行、三井住友トラスト・ホールディングスで完済に向けた動きが出る中、明らかに取り残されている。それでも大枚を投じて次期システム構築を目指すのには理由がある。新生内部で“異常事態”が起こっているから
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