名鉄は9日、各務原線三柿野(みかきの)駅(岐阜県各務原市)の駅員2人が同日朝寝坊し、駅のシャッターを開けるのが遅れたため、始発列車を利用できなかった客がいたと発表した。 同社によると、2人は同駅で宿直勤務だったが、午前4時台にセットした目覚まし時計をそれぞれが無意識に止め、寝坊したと説明したという。午前5時38分の始発列車の到着2分ほど前に1人が起床したが、シャッターを開けるのが間に合わず、少なくとも乗客1人が始発に乗れなかった。 同社は「再発防止のため、起床の確認と連絡体制の徹底を図る」としている。