新型コロナウイルスの感染が拡大する中、プロ野球は感染症の専門家からの助言を踏まえ、今月20日のシーズン開幕を延期し、来月中の開幕を目指すことを決めました。 会議では午前中に開かれたプロ野球とサッカーJリーグによる2回目の「対策連絡会議」で感染症の専門家から現段階での開催は危機管理の面などから延期が望ましいとする助言があったことを踏まえ、シーズンの開幕を延期し、来月中の開幕を目指すことを全会一致で決めました。 そして、今月12日に再び代表者会議を開いて開幕の時期を協議することにしています。 シーズンの開幕が延期されるのは東日本大震災のあった9年前の平成23年以来です。 斉藤惇コミッショナーは、会議のあとの会見で「延期は、もうやむをえないということで全会一致で決まったが、大変苦しい判断だった。われわれの一致した考えは、観客を入れて143試合やることを最優先すること。あらゆる想定をして日程のシミ