京都の慈照寺(銀閣)に江戸時代から伝わる華道の流派「無雙(むそう)真古流」に関する講演会が31日午前10時、みやこ町勝山大久保の久保地区学習等供用施設である。講師は同寺の華道指導者「花方(はなかた)」の佐野珠寶(しゅほう)さん。 佐野さんによると、真古流は江戸時代に秋月藩(現朝倉市)で確立された流派で、花木を数本しか使わぬ古風な生け方が特徴。1700年代後半からみやこ町勝山の商家、木村家が家元にあたる「名跡」を務め、1806年に木村家が上洛した際に慈照寺に伝えたという。1900年代以降は名跡は出ていないが、佐野さんが古文書を読み解きながら、技の継承に努めている。 郷土史を学ぶ一環として、町が講演を企画した。佐野さんによる生け花の実演もある。無料で先着約100人。問い合わせは町総合政策課0930・32・2511。【降旗英峰】 〔京築版〕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く