2020年1月17日のブックマーク (1件)

  • ファシスト党〈我々団〉の基本政策

    現在は第4次世界大戦の戦時下にあり、「ファシスト党〈我々団〉」はその戦時下抵抗組織であると同時に、というよりそれ以上に、大戦終結までの良識派の避難所である。 詳しくはアントニオ・ネグリ&マイケル・ハートの『マルチチュード』、大澤真幸の『文明の内なる衝突』、笠井潔の『例外社会』その他、外山の『全共闘以後』第4章第8節などに譲るが、いわゆる冷戦が「起こらないままに起きている戦争、奇怪に宙づりにされた戦争、戦闘なき戦争として遂行された」(笠井『探偵小説論III』)第3次大戦であり、世界的には01年の9・11以後に全面化し、日国内的にはそれに先んじて95年のオウム事件を機に全面化した、いわゆる反テロ戦争が第4次大戦である。 反テロ戦争では、(没政治的な凶悪犯罪も含む)テロ防止を口実に、ひたすらのセキュリティ上昇が追求される、したがって軍よりも警察が主役となる戦争であり、とくに第1次・第2次大戦の