女性の下着や水着を盗んだとして、愛知県警は9日、第2交通機動隊の男性巡査長(29)を窃盗の疑いで書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。「女性の下着に興味があった」と容疑を認めているという。同日付で辞職した。 発表によると、巡査長は2013年4月8日未明、同県岡崎市の民家の庭などから女性の下着や水着を盗んだ疑いがある。このほかにも11年から12年にかけ、同市内のアパートのベランダに干してあった下着を盗んでいた。いずれも勤務時間外だったという。 巡査長が盗んだ下着は約20枚に上り、他にもゴミ捨て場から拾っていたという。県警によると、巡査長は同僚から借金をしており、上司が生活状況を調査するため、通勤に使っていた車内を確認したところ、下着が見つかった。 鈴川信視首席監察官は「被害者の方におわび申し上げるとともに、職務倫理教養の徹底を図り、再発防止に努めたい」とコメントを出した。 最新トップ