「余白」があるから楽しい? 投票せずに家族に話す 「そういうもんなんでしょ?」という意識 「ここまで若い人が多く来るとは……」。東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の「ルール?展」が、週末のオンライン予約が満杯になるほど人気です。これは、社会問題に積極的とされる「Z世代」ならではの現象なのか。実は、そう簡単な話でもないようです。展覧会ディレクターとして企画に携わった、法律家・弁護士の水野祐さんと一緒に考えてみました。(FUKKO DESIGN 木村充慶) 「余白」があるから楽しい? 企画展「ルール?展」は、法律家・弁護士の水野祐さん、コグニティブデザイナーの菅俊一さん、キュレーターの田中みゆきさんの3名が展覧会ディレクターチームとなり、法律、規則、習慣、自然法則まで幅広く「ルール」をテーマに、新しいルールの見方・つくり方・使い方などを考えるための作品が展示されてい