負ミュオンが半導体メモリデバイスに入射し、負ミュオン捕獲反応で発生した二次イオン(陽子やヘリウム等)により電荷が付与されて、ビット情報反転が生じる現象の模式図。(画像:九州大学発表資料より)[写真拡大] ミュオン(ミュー粒子とも言う)は、1936年に発見された宇宙線の一種である。放射線治療に使われたり、火山の内部構造の解析(ミュオグラフィ)に使われたり、また同様の原理によって原子力発電所の炉心を調査したりなど、有効活用の手段もあるのだが、実は宇宙から降り注ぐミュオンが、スマートフォンや家電などの電子機器にソフトエラーを生じさせることが、九州大学、大阪大学などの研究によって明らかになった。 【こちらも】宇宙線によるコンピューターのトラブル、深刻に 研究グループに名を連ねているのは、九州大学大学院総合理工学研究院の渡辺幸信教授、同大学院総合理工学府博士後期課程1年の真鍋征也氏、大阪大学大学院情
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