石破茂・前地方創生相 「押しつけ憲法」と言う人もいるが、私はそう思っていない。形式的には大日本帝国憲法の改正手続きを踏んでいる。よしんばそうだったとしても、脅迫や詐欺や錯誤による意思表示は、そうであることを知ってから一定期間それを申し立てないと、その権利を失う。仮に半ば強制的に憲法を改正させられたとしても、改正できる状況になった時からずっとやっていないわけで、怠慢以外の何ものでもない。だから、私は「押しつけだから全部無効」という論に立っていない。(24日、早大であった学生向け講座「政治を学び合う」で)