コストコの建設計画がある一帯。手前は整備中の南部東道路つきしろインターチェンジ(IC)=19日、南城市玉城垣花 【南城】米系大手量販店の「コストコ」が南城市玉城垣花への出店で最終調整に入っていることが20日、関係者への取材で分かった。コストコの沖縄初進出となる。市の関係者によると現在、企業側と地権者との契約交渉などが大詰めを迎えており、早ければ2023年半ばの開業を視野に入れている。 コストコは敷地面積1万坪(約3万3千平方メートル)、建築面積の平均が約4500坪(約1万5千平方メートル)の大規模な倉庫型店舗を展開する事業モデルをとっている。 沖縄への出店にあたってまとまった土地の確保や交通の便が課題になっていたが、南城市の予定地は約6万平方メートル、建物の床面積は1万平方メートル以上を予定している。整備中の南部東道路・南城つきしろインターチェンジ(IC)に近接していることも、今後の利便性