トヨタ、2〜4月の国内生産を前年比半減へ(1/2ページ)2009年1月17日3時1分印刷ソーシャルブックマーク トヨタの国内生産の推移 トヨタ自動車は、2〜4月の国内の生産台数を前年比半減させる方針を固めた。稼働日1日当たりの生産台数を、9千台前後に減らす。この台数は、効率的に生産できるぎりぎりの規模1万1千台を下回る。収益確保が難しくなるため、生産ラインの継続的な停止など、抜本的に生産体制を見直す検討に入った。 9千台というのは、トヨタ本体の四つの自動車組み立て工場、子会社であるトヨタ自動車九州の宮田工場、関東と東北にあるグループ各社の工場の合計生産台数。30年前の第2次石油危機時の水準に落ち込むという。 昨年12月の当初計画では、1〜3月は、1日当たり生産台数を前年比3割減の1万2千台に設定。計14日間の操業停止日を設けて減産し、積み上がった在庫を減らす計画だった。しかし、世界的な販売