「大阪の恥」発言で嫌がらせが横行している。大阪市立桜宮高校で起きた体罰問題で、バスケットボール部顧問だった小村基元教諭(47)が22日、傷害と暴行容疑で書類送検されたが、地元では橋下徹大阪市長(43)への不満がたまっている。周辺には「桜宮」と名前が付いた幼稚園や小・中学校があり、「園児が石を投げられたり、生徒がバスを降ろされたり嫌がらせが起きています」と地元関係者は訴える。 大阪をゆるがせた体罰問題がついに犯罪として処理された。元教諭の体罰によりバスケ部主将の男子生徒(17=当時)が自殺。問題が明らかになると、全国から元教諭の指導方法に批判が集まった。橋下氏も「功績は評価するが、絶対に侵してはならない一線を越えていた」と体育系学科の入試中止を決めた。 在校生らが記者会見をして橋下氏の決定を批判したり、卒業式後に元教諭のもとを訪れて泣いたりと、同校関係者らは過剰なまでに橋下氏と対立。これには