【ローザンヌ(スイス)共同】国際陸連の前会長で国際オリンピック委員会委員だったラミン・ディアク氏らによる汚職を捜査しているフランスの司法当局が、8月のリオデジャネイロ五輪と2020年東京五輪の招致プロセスにも捜査の範囲を広げていると英紙ガーディアンが1日、報じた。 東京五輪招致については、ロシア陸上界の組織的ドーピング問題を調査した世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会が1月に公表した報告書の中で、日本側が国際陸連に協賛金を支払ったとの証言があると指摘。イスタンブールが立候補したトルコ側は同様の協賛金を支払わなかった。東京側は不正を否定している。