財務省が前次官の福田淳一氏のセクハラをようやく認めた。今後の焦点は麻生太郎財務相の責任論に移る。セクハラ被害を訴えた女性を侮辱するような言動を続けてきた麻生氏。現時点でセクハラを認定する発言や謝罪の言葉はなく、問題に関する説明責任を果たしたとは言えない。学校法人「森友学園」への国有地売却問題で辞任した佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官に加え、福田氏に対する任命・監督責任も問われている。 (桐山純平) 福田氏の女性記者へのセクハラが報道されたのは今月十二日。だが財務省が事実を認定したのは二十七日で、二週間超の時間がかかった。二十七日の記者会見で矢野康治官房長は「行政の信頼を損ね遺憾。関係者におわびする」と謝罪。しかし「福田の人権はなしってわけですか」と被害者より福田氏の方をかばい続けてきた麻生氏は、その場に姿を現さなかった。 麻生氏は現時点で謝罪どころかセクハラの認定についてすら、自ら説明してい
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