ついにディーゼル車が走行禁止に 新年あけましておめでとうございます。今年も、主要メディアが伝えないドイツのニュースを、個人的な感想を交えつつお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 実は、同コラム、新年にふさわしいニュースが見つからなさそうなので、第1週目はお休みにしようと思っていた。 たとえば、1月1日から、私の住むシュトゥットガルトの市内ではディーゼル車が走行禁止となった。だから、暮れから毎日、ニュースをつければ必ずその話題。見慣れた街並みの映像が飛び込んでくるが、もちろん、全然めでたくない。 何人かの知り合いと暮れの挨拶の電話をしていたときも、最後に「シュトゥットガルトにいらっしゃることがあれば連絡してください」と言ったら、そのうちの二人が冗談と皮肉の入り混じった調子で、「うちの車では入れてもらえませんよ」と返してきた。ドイツでは、登録車の約4割がディーゼル車
![日本メディアが伝えない「ドイツのまったくめでたくない年初め」(川口 マーン 惠美) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/28356965f0b5946b782b77edfd89ffbffe40670b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F4%2F1200m%2Fimg_b4d562195b62f2f5f06a99aee7cbda2d58355.jpg)