「毎週土曜日、職員室から朝焼けを見ます」 そう語った女性教員。育児と両立するため早朝に出勤して仕事にあたっているといいます。 「疲労が重なる中、用水路に落ちて、死にかけました」 残業時間を改ざんするのは産業医面談を避けるための“校長の親心”だと言われたという男性教員。一命を取りとめ、いまはうつで休職しています。 学校の先生は大変だと知ってはいたけれど、ここまでとは…。 NHKの情報提供窓口「ニュースポスト」に寄せられた500件の悲痛な訴え、そして、それでも“辞められない理由”とは。 滋賀県 元教員の男性 『帰宅後風呂の中で寝てしまい、口が湯に浸かって目が覚めた事が何度かありました。風呂は冷たくなっていて、これは下手したら死ぬなと思いました。教頭が机の陰でへたり込んでいる姿も何度も見ました。若い子たちの中では教員の勤務は過酷だという認識が常識です。その通りだから仕方ない。教員のなり手がないの