キリン 缶不足で一部販売休止 4月21日 16時55分 キリンビールは、東日本大震災の影響でビール用の缶が不足していることなどから、ビール系飲料の生産を主力商品に絞り、売り上げの少ない9種類の商品については販売を休止することになりました。 キリンビールは、震災で仙台市の工場などが被災して復旧のめどが立っていないことに加え、缶メーカーの被災でビール用の缶も不足し、ビール系飲料の生産に影響が出ています。キリンビールは、需要が伸びる夏場に必要な量を生産するには効率を高める必要があるとして、生産を主力の商品に絞ることになり、売り上げの少ない9種類の商品は在庫が無くなりしだい、販売を休止します。キリンビールでは「主力商品の生産に万全を期し、夏場の供給が不足しないよう努めたい」と話しています。ビール系飲料については、アサヒ、サントリー、サッポロの各社も一部の商品の販売休止を決めており、震災の影響が広が