ロシアのセキュリティ企業によると、マルウェア「Flashback」は55万台以上のMacに感染し、強力なMacボットネットを形成しているという。 ロシアのウイルス対策ソフトメーカーDoctor Webは4月4日、Mac OS Xを狙ったマルウェア「Flashback」が55万台以上のマシンに感染し、強力なMacボットネットを形成していることが分かったと発表した。 Flashbackは新たな手口を実装した亜種が次々に出現し、Macに感染を広げているとしてセキュリティ各社が注意を促していた。Doctor Webによれば、中でも「Flashback.39」という亜種は、悪質なWebサイトにユーザーをリダイレクトしてJavaの脆弱性を突いた不正なアプレットを読み込ませる手口で感染を拡大。問題のコードを仕込んだWebサイトも大量に見つかっており、Google検索では3月末の時点で改ざんされたWebペ
Macを狙ったマルウェア「Flashback」の亜種が悪用したJavaの脆弱性は、Windows版では修正されたが、Mac版のアップデートはまだ公開されていなかった。 セキュリティ企業のF-Secureは4月2日、Macを狙ったマルウェアの「Flashback」に、Macではまだ未解決のJavaの脆弱性を突いた亜種が出現したと伝えた。 同社ブログによると、Flashbackの新たな亜種で悪用されているのは、Oracleが2月の定例セキュリティ情報で公開したJavaの脆弱性14件のうちの1件。この時点でWindows版は脆弱性を修正するためのアップデートが公開されたが、AppleはまだMac版のアップデートを公開していなかった。 また、これ以外にもMacで未解決の別のJavaの脆弱性が悪用されているとの未確認情報もあるといい、F-Secureでは被害を防ぐためにMacでJavaを無効にするよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く