どんなに日々の食事に気を遣っていても、食べ放題やバイキングに行ったときはついついコントロールを失って食べ過ぎてしまうもの。せっかくのバイキングだから、おいしいものをバランスよく食べて、さらに食後の罪悪感をなくしたい!という人のため、バイキングでの正しい食事方法に関する調査が実施された。 行動経済学者のブライアン・ワンシンク氏とアンドリュー・ハンクス氏が率いる研究グループがおこなった同調査では、124人の被験者に2種類の朝食バイキングで食事をしてもらい、そのときの食事内容や行動を分析。2つのバイキングの違いは食べ物が置いてある順番で、1つめは低脂肪のヨーグルトやグラノーラ、フルーツなどが最初に置いてあり、2つめはフライドポテトやベーコン、チーズなど高カロリーなメニューが先頭に用意されていた。すると、ほとんどの被験者は自分の好きなものよりも“最初に目にしたもの”から順にお皿にとる傾向があること