<ニホンザル>人工飼育の子、群れに戻る 母ザルが育児放棄、母親代わりはクマのぬいぐるみ 5月18日11時46分配信 毎日新聞 千葉県の市川市動植物園(市川市大町)が、約30頭のニホンザルの群れに人工飼育した1匹の子ザルを戻そうと試みている。ニホンザルはリーダーを中心とする群れ社会で、新参者が受け入れられるのは難しいとされている。他の子ザルと遊んだり大人に交じってえさを食べるなど、群れに受け入れられつつあり、飼育係をほっとさせている。【山縣章子】 【関連写真特集】人工飼育の三つ子のホワイトタイガー 毎日動物園 この子ザルは、昨年6月に園で生まれた雌の「オトメ」。母ザルが育児放棄し、飼育係が人間用のミルクを与えてきた。 ニホンザルは生まれてすぐ、本能的に母にしがみつく。母に捨てられたオトメは、代わりにクマのぬいぐるみが与えられた。自分より大きいが、上に乗ったり、引っ張って連れ歩くなど、常