映像を脳に直接入力するバイオニックアイ、2016年に臨床実験へ2015.12.21 12:0010,653 福田ミホ 目がなくても見える仕組みを実現。 目が見えなくなった人の視力を回復する技術、バイオニックアイはこれまで、視覚器官の機能している部分を使って実現されることがほとんどでした。でも現在開発中の新しい技術では、デジタルカメラの出力を直接脳に入力してしまうんです。 New Scientistによると、この新しいタイプのバイオニックアイは「視覚器官のほとんどを完全にバイパス」する仕組みです。開発しているのはオーストラリアのモナシュ大学、Arthur Lowery氏率いる研究チーム。彼らはメガネにカメラを搭載し、そのカメラからの入力を処理ユニットを通じて脳に送ります。送られた信号は、それぞれ43個の電極を積んだ最大11枚のタイルに分割されます。 タイルの電極で脳のある部分を刺激することで
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