出典:日経SYSTEMS 2012年12月号 pp.28-29 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 今や出荷台数でPCをしのぐスマートデバイス。これを業務システムの主力端末と位置づけ業務を変革する。この「モバイルファースト」のアプローチが求められている。 スマートフォンやタブレット端末の普及が爆発的に進んでいる(以下、両者をスマートデバイスと記載する)。調査会社のICT総研によると、国内における2012年度の出荷台数予測は、3087万台に達する。これはPCの2倍超に当たる数字だ。2013年以降もスマートデバイスの出荷は増え続け、2015年度の出荷台数予測はPCの約2.7倍に当たる4015万台になるという。 携帯しやすい、立ったまま使える、といったスマートデバイスの利点を生かし、既に多くのビジネスパーソンが自分の仕事に役立てている。企業が業務端末として試用した