米Facebookの新規株式公開が間近に迫るなか、ソーシャルメディアに対する企業の注目も高まっている。かつて企業は顧客とのやりとりや従業員同士の情報交換などのために、電子メールやグループウエアといったコミュニケーションツールを導入してきたが、今その中にソーシャルメディアが加わろうとしている。 業務のやり方、顧客の行動、そして企業自身のあり方などが数年前とは大きく変化しつつあることが背景にありそうだ。変化に合わせる、もしくは自身の変化を促すツールとしてソーシャルメディアは捉えられているようだ。 Facebook、IPO公募価格を28~35ドルに設定、最大136億ドルを調達へ 受託専業からクラウドサービス事業者に転換、ソーシャルで従業員の創造性を生かす 社内SNSはコラボレーションを活性化し社員のエンゲージメントを高める 「リアルの仕事がダメならソーシャルメディアもダメ」 もちろん企業がソーシ