米アップルのタブレット端末「iPad」が登場して約1年、その次世代機「iPad 2」が日本でも発売される。こうしたタブレット端末の充実により、企業のペーパーレス化に一段と拍車がかかりそうだ。 オフィス、店舗、営業の現場などのペーパーレス化は、どの企業も課題の一つとして関心を持っている。現場に近い業務は紙をなくすのが難しいからだ。そうした中、強力な武器となるのがiPad。携帯性や操作性、素早い起動といった点でパソコンと一線を画すため、顧客へのプレゼンテーションやアンケート、会議など、紙をなくせなかったシーンで威力を発揮する。一方で、従来のペーパーレスの手段のほうが適したシーンもある。本特集では、企業のペーパーレス化の最新事例やノウハウを、iPadの活用方法を中心に紹介していく。 目次